ハリウッドマジック 究極の特許カツラ

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究極のカツラ開発秘話究極のカツラ開発秘話

第4回 カツラの歴史と業界モラル


カツラ業界の歴史は、まだまだ浅い。
というのが実際のところです。
日本においてカツラは、もともと火傷などの傷跡を隠すことを目的に
作られたと云われています。
注)西洋から入ってきたという説等、諸説あります。

たとえば、東北地方では「いろり」を使います。
昔は「いろり」による事故が多発していたようです。

よくある例では、親がちょっと目を離した隙に、
子供が「いろり」に手や頭を入れてしまって火傷した。
あるいは、沸騰したお湯をかぶってしまった。
というような事故が多く見られたようにです。

昔のことですから、救急車もありませんし、
近くに医者がいるわけもありません。
だから火傷の跡がくっきりと残ってしまうんですね。
その傷跡を隠すためにカツラを利用した。
というようなことを聞いています。

その頃のカツラは、なめした羊の皮をベースに、
毛を植え付けていたそうです。

カツラはその後、時代の流れとともに、
いろいろな良い素材が利用されるようになり、
出来上がりも徐々に良くなっていきました。
進化していったんですね。
ただ、カツラを頭に固定させる方法は、
接着剤とか糊などを利用することが一般的で
あまり進化はしていなかったようです。

いずれにしても初期のカツラは、
いわゆる医療用として発展し、進化していきました。
そういう時代の流れとともに、カツラ需要が少しづつ多くなっていく中、
カツラの専門店が出来てきたわけです。

そして、戦後の高度成長とともにカツラ専門店も増えていきます。
その中で、どんどん大きく成長して企業となり、
やがて産業の一つとして皆様に知れ渡るようになりました。

このように業界として成立して、まだ半世紀にも満たないにも関わらず、
急激な成長をとげる中で「売上至上主義」のような
カツラ専門店が市場を跋扈してきました。
それは大手も中小も関係なくです。

カツラ業界では長らく、価格表記がなされていませんでした。
ですので、来店されたお客様のお姿(つまり懐具合)を見て
値段をつけるようなことが行われていました。

カツラを愛用し愛して止まない私自身、
忸怩たる思いを抱いていました。

そういう思いがありましたので、
私は独立以来、どこよりも丁寧に作った高品質のカツラを、
適正な価格でお買い求めていただくために、
お客様に事前に価格表をお見せすること。
それが正しい事業のあり方だと考えて実行してきました。

ただ、それも1990年代のバブル崩壊以降、
価格競争が激しくなる中で、
価格表示も一定の改善がみられるようになりました。

とはいえ、品質と価格のバランスでいうと、
まだまだ適正ではないように思っています。

40年ほど前の創業期、
私は8万円ポッキリの価格でカツラをオーダーメイドしていた頃、
私どものカツラと同程度の品質のものが、
大手では40から60万円で売られていました。
同等の品質でも、価格には大きな開きがありました。

それから時代が進むにつれて、
その開きは徐々にではありますが、狭まりつつあります。
大手さんも是正の方向に進みつつあるように感じています。

一方、近年、驚くような低価格のカツラを提供している
カツラ専門店も現れるようになってきました。
これはこれで新たな問題を引き起こしています。

低品質のカツラを、さも高品質のような宣伝の仕方で売るような
専門店が増えてきたのです。
これはインターネットの普及が影響しているのでしょう。
ネット通販サイトのような形式で売られるているケースがほとんどです。

私が思いますのに、カツラの品質とは何か?
カツラはどうあるべきなのか?
私たちカツラに携わる人間のモラルはどうか?
お客様には、カツラの品質をどう説明、啓蒙するのか?

こういった業界としての見識を
統一させていかなければならないと考えています。
同時に、お客様に啓蒙するコミュニケーションの方法を
模索していくべきだと思っています。