ハリウッドマジック 究極の特許カツラ

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究極のカツラ開発秘話究極のカツラ開発秘話

第5回 カツラの技術と品質(上編)

カツラ専門店は、大きなくくりで見ると理美容業界に属しています。
そして理美容の場合、技術の習得については
昔の徒弟制度が色濃く残っていることもあって、
下のものは上のしていることを見て覚えろ。
というような慣習が今だに幅を効かせています。

他のカツラ専門店では、
1週間〜10日ほど基礎的なことを教えた後、
お客様を相手に実地を行う。
というような慣習になっているようです。

ですが私は、このような技術を実地で覚える。
ということに昔から違和感を覚えていました。

私が見習いの頃、先輩の職人さんが口癖のように
『俺のやることを見て覚えろ』。
私が技術的なことを質問しても
『そんなことは実地で経験しながら学べ』
と言っていました。
自分が知らないことでも平気で
『見て覚えろ、実地で経験しろ』の一言です。

本来、技術といものは、
そこにキチンとした理論が確立した上で、
何度も練習を積み重ねながら習得するものではないでしょうか。
その上で、実地を経験しながらさらに上の技術へと上達するもの。
私は、そう考えます。

それを『見て覚える』となると、
お客様が実地練習のモデルになってしまいます。
お客様を練習台に使うおとになり、
誠に失礼極まりない行為と言わざるを得ません。

特に私どもの扱っているカツラは、
一般の理美容以上の技術の習得が必要です。
そう簡単に習得できるような商品ではありません。

このようなことは、
カツラ、理美容業界に限らず一般に職人と呼ばれるような業種では、
大同小異、似たような状況にあるようです。

なぜ、このような慣習が今だに跋扈しているのか。

おそらくは、自分の技術を下の者に教えることによって、
いずれ追い抜かれてしまう。
そうなれば、自分の地位どころか職まで奪われかねない。
というような想いが無意識に働いているからではないかと考えています。

でも、このようなことでは、技術が上達することはありません。
また、カツラ業界全体のレベルアップも望めません。

このような業界への危惧もあって私は、
20年前から同業他社や理美容学校の先生方など、
すべての方が参加できる『カツラの技術講習会』を
定期的に開催しています。

技術講習会では、技術研修、習得だけが目的ではなく、
業界全体のモラル向上にも寄与すべく、
各方面の専門家の方々にご依頼して法律や税務から接客マナーに至るまで
様々な講演も開催しています。

また、参加される方は、
大阪や京都、滋賀県、奈良県、などの近畿圏にとどまらず、
四国、九州、北海道からも講習に来られています。
同業他社に至っては、私どもの運営するスタジオから
僅か数キロ先のライバル店の方も来られています。

カツラ業界全体のレベルアップに寄与したい。
という私の想いは、まだ道半ばです。
今後も、引き続き継続していく覚悟です。