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バレないカツラとバレるカツラ、その違いはどこにある?

60歳からのカツラ着こなし術

バレないカツラとバレるカツラ、その違いはどこにある?

今日はバレないカツラとバレるカツラについてお話をさせていただきます。
正直、カツラを製造販売するものとして、ここまで生々しい話を書いて本当にいいのかと心中思うところもあります。
ですが、カツラをお使いの方がぜひ知っておくべき内容なのかもしれません。
とにかく一度書いてみることにしました。
ひょっとしたら数日後、この記事を非公開設定にしてしまうかもしれませんが、その節はご容赦ください。

カツラはどこまで近づいたらバレるの?

『カツラはどこまで近づいても大丈夫なのか?』
多くの方が、これとよく似た疑問をお持ちのようです。

『歯科医院で先生にじっと生え際を見つめられてもバレませんか?』

先日もこんな質問を頂戴しました。
バレるバレないの本質が、どれだけ近づいても大丈夫かという点にあると、非常に多くの方が考えておられるようです。
確かに、近づいて見ても本物かどうか見分けがつかないということは、とっても重要です。
例えば、最近の高度な製造技術で作られたカツラは、近づいてじっと目を凝らして見ると、地肌から一本一本毛が生えていることを再現しています。その精巧で緻密な様に、感動すら覚えるほどです。
誰もが『ぜひ自分もこれが欲しい!』と強く思うはず。
でも、ご用心を。そんな精巧なカツラが実は、『バレるカツラ』だったりするのです。

カツラがバレる距離とは!?

実は、カツラがバレるのは、近づいて見られたときではありません。
勘のいい方だと10メートル離れていても、ちょっと視界に入っただけでカツラだと気づくことがあります。
信じられないかもしれませんが、私たちプロは近づくことなく有名なところなら、メーカーまでほぼ言い当ててしまいます!
どこまで近づいても判らない、精巧なカツラというのは確かに素晴らしいですが、実はバレるバレないというのはそんな至近距離で観察したりする話ではありません。

実はそれこそが大きな落とし穴。

カツラの装着

『どこまで近づいても大丈夫なのか』が重要なことだと錯覚してしまい、『バレるカツラ』を高額で購入する危険性があります。
バレないカツラとバレるカツラの間に、どんな違いがあるのか。
今日はそれに気づいていただければと思います。

「バレないカツラ」と「バレるカツラ」 その違いとは

前置きが少し長くなってしまいましたが、ご説明する内容自体は決して突飛なものではございません。
ごく当たり前のお話です。

バレるカツラは不自然なので人の目を引きます。注意を引きます。
バレないカツラは自然なので誰の注意も引きません。

たったそれだけのことです。
では自然とは、いったい何を指すのでしょうか。

かつらで再現すべき自然さとは?

例えば、男性と女性では自毛の減り方に違いがあるため、生え際の形状も大きく異なってきます。その差は年齢を重ねるごとに大きくなります。
そして、自毛のある方でさえ20代・40代・60代と、生え際の位置はわずかずつですが後ろに移動していきます。
毛質もつねに変化を続けています。年を追うごとに毛は徐々に細くなり、白髪も増えていきます。
こういった小さな変化が積み重なり、全体の印象に変化が生じるのです。
だから30代の毛質、40代の毛質と呼べるほど、各年齢層ごとに違いが生じてくるわけです。

参考リンク:50歳になったら考えたいロマンスグレーのおしゃれなカツラ

『あるべき場所にあるべき状態がちゃんと再現されているか、そうでないか』
つまり、バレないカツラをメイキングするには、小さな変化の積み重ねをすべて網羅し自然さを再現させる必要があるのです。
カツラだと疑って近づけばどんな精密なカツラだって絶対にバレてしまいます。
1本 1,000円もする超高額な原毛があったとして、それを使ったカツラがどんなに精巧に作られていようが、不自然なものだと直ぐにバレてしまいます。
近づいてどうこう以前に、毛の太さ、量、色艶、白髪の量、年齢相応が自然かどうか、小さな自然さの積み重ねがなされているかどうか。
それがバレるバレないの「分かれ目」なのです。

見る者に違和感を感じさせない自然なカツラ、専門家が計算し尽くして造ったカツラなら決してバレません。
カツラがバレるとき、それは相手が近づいてくる前から気づかれてしまっているのです。
近づいてきたその時、相手の目線を感じるのは、「ああ、やっぱりカツラだった」と再確認されているのです。

『毛質は太い方が良いカツラなんです!』
『毛量はある程度、多い方が良いのです!』
『人工毛は安物!人毛が高級品なのです!』

これらの言葉には、注意が必要です。
まっとうなカツラ業者なら自然さの追求のために素材や毛質は使い分けます。
そして、製品自体にノウハウを込めることができない業者、自然さの追求に自信のない業者がお客様に買っていただくための説得材料としてこれらの言葉を使うことがあります。

毛質は、年齢相応の太さが良いに決まっています。
毛量は、年齢相応の量が良いに決まっています。
無条件に人毛が良いなんて言うのは、むしろ、毛の太さや毛質を無視している証拠です。

地肌が透けて見えるカツラ

カツラ工場が入手する女性の自然毛髪、いわゆる『人毛』だけで調整できる範囲は実はそれほど広くありません。
ユーザーの扱いやすさと調整の為に人工毛を併用した方が仕上がりや使用時の状態は良く、ずっと自然でバレません。
モッサリとした毛量のカツラは買い手に満足感を与えやすく、不自然を承知でそんなカツラを作ることがあります。(※ハリウッドマジックではそんなことは起こりませんが)
本当にバレないことが、目の前のお客さまにとって最も重要なことと理解しているメーカーの技術者なら、決して『年齢相応の自然さを追求すること』から逃げたりはしません。

あまり大声では言えないのですが・・・私たちは全国のカツラ専門業者にカツラを卸販売しています。
全国のカツラ業者様より届く設計書には、膨大なノウハウや工夫をちりばめた設計書もあれば、逆にそうではない設計書もたくさん届きます。
同じ素材や材料、工員が作ったカツラでも、その仕上がりには天と地の差が生まれてしまう理由がここにあるのです。

ブログ記事タイトルダミー文章です。ブログ記事タイトルダミー文章です。

カツラがバレないために、使用者が気を付けること

ここからは使う側の問題のお話をします。
実は、バレないカツラでも、使い方次第でダメにしているケースも稀にあります。
これは使い手側の少しの注意で解決する問題です。
この機会にご紹介させていただきます。

いつも同じ位置にカツラを装着する大切さ

稀に正しい位置に装着できていない方がいます。
どうしてそうなってしまうのか、その理由には2つのパターンあります。
ぜひ、ご自身の状況と照らし合わせてご覧ください。

1.意識的に「この方がいいかな?」とズラしてしまう場合

自然さを重視して作られたカツラですので、その場の直感で位置を変えるのは得策ではありません。
そして、人間の感性というのは様々なものに影響を受けるので、あまり安定していません。今日は前に5mmズラして装着、明日は何となく後ろに5mmズレらしてしまう。
この様に、その日の気分で装着位置をズラしてしまうと誰であろうと気が付いてしまいます。
どうしても動かしたい場合は、問題の有無について、担当とよく相談することをお薦めします。

2.無意識に装着位置を徐々に動かしてしまう場合

ちゃんと説明通りの位置につけているつもりでも半年も経過すると、知らず知らずのうちに、生え際の位置が10mm程度ずれていることがあります。
徐々にズレてしまう場合、本人もなかなか気づくことができません。
意識的にしろ、無意識にしろ装着位置を動かして良いことは、ほとんどありません。
防ぐ手立ては、最初の納品時に、正しい装着時の写真を一枚撮っておくこと。
別にプリントアウトする必要はありません。最近はスマートフォンで簡単に自撮りができます。
正面、上から、側面から。ご家族の協力を得て、後ろからも撮影しておけば万全です。
あとは数か月に1度くらいのペースでその写真と現在の状況を並べて比較すれば、装着位置があいまいになることを防げます。

今回、バレないカツラには、自然さがいかに大切かをお話しさせていただきました。
バレるかバレないか、そんな心配を減らして、『年齢相応の造りをした自然なカツラ』でオシャレをする喜びを実感していただけるよう願っています。

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